ブルサのお家

オスマントルコの古都ブルサでの暮らし。



HAVALE :: 2013/12/31(Tue)




2013年。
今年トルコで一番よく使った言葉 「Havale (ハヴァーレ)」。

「Havale geçiryor」
「Havale geçirdi」

痙攣がおきています/ 痙攣がおきました という意味。
あまり良い言葉ではないのですが、今年一年を振り返るとやっぱりこの言葉。


いろんな人に娘の体調を聞かれて、心配されたり、説明をしたり、体験談を聞いたり
なんだかんだ「Havale Havale」とずっと口にしていた気がします。
娘が痙攣持ちじゃなかったら、きっと知らなかったトルコ語だろうな・・。



先日、娘が熱を出し同じ日に2度の熱性痙攣を起こしました。
これでトルコでは3度目。(前回は予防接種後の発熱から来る痙攣で救急搬送・・)
日本のと合わせると全部で5度目。

今回の1度目は風邪のごく初期段階で熱も無かったように思えたのに起こってしまいました。
無熱性痙攣というのもあるそう。 でもどちらか分かりません。
痙攣の予想ができなかったので、予防の薬も使えませんでした。
1歳児の熱の観察は本当に難しい・・ 

2度目は夜間の急な発熱で、またまた熱に気づけず痙攣・・
ただ、2度目は薬を使わずに1分で発作が止まったんです!
娘はいつも20分ほどの痙攣を起こすので止まらなければ救急搬送が必要になるのですが
今回は特に心配はされない、よくある子供の単純性熱性痙攣の発作時間内で止まりました。


もしかすると偶然短かっただけかもしれないけれど
私にとってはすごく大きなコト。これが良い兆候なら万々歳。
娘の脳もしっかり成長して強くなってきてくれてるのかなと期待。





DSC_991000.jpg




まだまだあぁすればよかったとかこうすれば痙攣せずに済んだのかもと
振り返って反省したりしますが・・
でも恥ずかしながら、5度の痙攣を経験してやっと少しは冷静な対応が
できるようになった気がします。



体調の戻ったプリンセスのお転婆ぶりも絶好調。
ソファの上へよじ登り、何の迷いも無くダイブがお気に入り。
誰に似たのか怖いもの知らずで片時も目が離せません 苦笑




今年もあと一日。
来年はこの「Havale」という単語が出てこない一年になるといいな。


この一年ブログを通じて交流させていただいた皆さん。
お世話になりました。また来年も楽しくお喋りできれば嬉しいです♪
ブログにお邪魔したことのない方でも (出不精なもので・・)
更新されるみなさんの記事を拝見していると
お会いしたことも無いのに不思議と勝手にお友達のような錯覚に陥っています 笑



どうぞ皆さんお体に気をつけて、よい新年をお迎えください。






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↓↓ 痙攣止めの薬について少し説明。(長いかも!?) 興味のある方はどうぞ
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小児の熱性痙攣とは熱の急な上昇により未熟な脳に起こる正常な現象です。
(癲癇や脳に異常がなければ)
一度上がってしまえば脳が熱に慣れて痙攣はおこりません。
ただ、解熱剤を使って熱を下げた後に薬の効果が切れて再度熱の急上昇があると
再度痙攣の恐れがあるので、解熱剤は基本使いません。


日本小児科学会では熱性痙攣持ちの子供には37.5度以上の発熱を確認したらすぐに
予防で痙攣止めを使うことを勧めています。




DSC_96800.jpg





・ダイアップ(坐薬)
・セルシン酸(粉薬)


名前は違いますが、両方おなじ薬です。
たいていの場合は坐薬の方が効果が現れるのが早いのでこちらを処方されるほうが
多いと思いますが、娘の場合は便と一緒に出てきてしまうことが何度もあり
医師や薬剤師さんと相談をして飲み薬をメインに使っていました。
成長に伴い腸の状態もしっかりしてきたので今は坐薬使用です。


1回の薬で8時間ほど効果があり、8時間後に38.5度以上の熱があれば2回目の薬を使います。
2度目の投与でその後24時間以上効果が持続します。
風邪などからくる熱であれば大体発熱の一日目に急な熱の上昇があるので、
一日目は特に熱の動きに注意が必要。 


この痙攣止めの薬、痙攣を止めるというくらいだからどんなに強い薬なのだろうと思って
少し怖くて薬剤師さんに相談をしました。
ダイアップ・セルシン酸は脳をリラックスさせる薬だそうです。
精神的な不安を取り除いたり、筋肉を緩和させたり、手術の前にも使ったりするのですって。
あと更年期障害なんかにも。
なので怖がらなくてもいいと言われました。

副作用としてはめまいやふらつきなど。
一度粉薬をこぼしたりして全部飲めなかったので少し追加して飲ませたことがあり
用量が多くなってしまって立てなくなるほどフラフラさせてしまいました・・反省
体質にもよりますが、少し少ないくらいでも効果は十分のようです。


ただ、この痙攣予防が行われているのは日本の他にはあまり無い(まったく無い?)ようで
海外では脳の正常な反応に薬を使って予防をする必要は無いという見解のようです。
日本でも医師によって使う派使わない派が分かれるそうです。
ここトルコではやはり予防ではなく、痙攣が起こってからお尻からスプレーで薬を入れたと聞きました。
どんな薬かまた今度聞いてみようと思っています。


海外を含めると熱性痙攣に関しては予防をしない方が圧倒的に多いのでしょうけれど、
防げるのであれば防いであげたいと思うのが親心。
私はやっぱり脳がしっかりできあがるまで使ってあげたいと思っています。












テーマ:トルコ - ジャンル:海外情報

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comment

No title

私は何十回とケントの発作を経験してから、
冷静になれましたよ(^^)
5回でというのは素晴らしいです。
親としての子供を守りたいという
気持ちがそうさせるのですね。

月並みな言葉ですが、
お嬢さんの発作がなくなることを
祈っています。

それでは、来年もどうぞ、よろしく
お願い申し上げます。
よいお年を。
  1. 2013/12/31(Tue) 09:47:41 |
  2. URL |
  3. ラム子 #ww0isL/.
  4. [ 編集 ]

Re: No title

ラム子さん

いつも娘の事で温かいお言葉ありがとうございます。
こうやって声をかけてくださるだけで、背負っているものが少し軽くなり
楽になります。
まだ無熱性らしき痙攣が何だったんだろうとモヤモヤするところも
あるのですが、子供の成長をしっかり見守るしかないですね。
来年また脳波検査をするつもりです。

ラム子さんもご多忙かと思いますが、どうぞ穏やかな新年を
お迎えください。
来年も何卒宜しくお願い致します。

  1. 2013/12/31(Tue) 15:29:06 |
  2. URL |
  3. hisosari #-
  4. [ 編集 ]

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