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hisosari

Author:hisosari
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ブルサ / トルコ在住

夫・息子・娘
4人家族。


食べ物・子育て・日常生活など
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夫のこと

2017.02.07 18:14|* 家のこと



長文になります。



夫、去年の夏くらいから体調不良が続いていました。
私に体がなんかおかしいと呟き始めたのがそれくらいだったのですが
もしかするともっと前から不調を感じていたのかもしれません。

夫から聞いていた症状を自分なりに調べて当てはまったのが
「男性更年期障害」や「糖尿病」「高血圧」など。
40代に突入してホルモンのバランスや生活習慣病などが表れてきたのかしら・・
と私も夫も思っていました。

仕事が忙しくなかなか医者に診てもらう時間も取れなかったのですが
やっと12月に診察してもらうことができました。

診断の結果・・


「脳腫瘍」


少しめまいが出てくるようになり、片目の見え方もボケるようになったというので
眼科も含めて受診をしたら複数の項目のチェックをした後、脳神経科に回されました。
CTやらMRIなどを撮り、検査結果は明日と言われていたのに
夕方突然病院からの呼び出し。
病院側も早く告げなければならないほどの事なのだろうと心配になりました。


病院から帰ってきた夫が見せたものは
脳のど真ん中にできているという腫瘍の写真。
見せられた瞬間、時間が一瞬止まりました。
脳腫瘍? まさかの結果・・

脳幹部という、脳の中央にできた腫瘍。
大きさは4cm。
脳幹部には生命を維持する神経が集まる脳の一番重要な場所。
視覚・聴覚・味覚、四肢を動かす神経、呼吸、嚥下、排泄神経など・・

夫が更年期や糖尿などの検査をしてもらった結果はすべてクリアで問題なく
今までの全ての症状はその腫瘍からくるものでした。

幸い、その腫瘍は良性のもので、生まれてからあった腫瘍細胞が一年に数ミリ単位で
成長し、40代に入った今4cmにまで膨らんだのだそうです。
ただできたのが脳幹部という一番メスが入れにくい難関な場所。


大手術になるけれど手術をすれば症状は改善する。
手術をしなければ腫瘍はさらに大きくなり、神経の圧迫が進行し
早ければ半年の命・・と言われました。
半年というのはかなりの早めな見積もりだろうけど、
必ず数年のうちに死んでしまうというのは確か。



まさに狐につままれた感じとはこのこと・・


この年で子供を残して逝かれてしまっては困るので、
手術を選ぶ以外の選択肢はなし。
すぐに医者探しを始めました。
ブルサだけでも6~7人の医者と会いましたが
難易度の高い手術だけあって断られたり、知名度だけの先生だったり
私がやります!と言ってくれるも、評判が悪かったり・・


そんな中、アダナの大学病院で医師をする義兄の奥さんから
イスタンブルに優秀な先生がいるから連絡を取ってみると
複数の先生を仲介してなんとかその先生に繋げてもらうことができました。



DSC_850222.jpg




先生は脳幹部の手術を何度も行った経験があり
海外からも患者さんが訪れるという先生。
なかなかアポイントを取るのも難しいのだそうですが
ここでトルコのコネクション文化が活躍し、さらに夫の検査画像で
緊急性を要した患者との判断ですぐに手術にこぎつくことができました。



手術のリスクを説明してもらい、何パーセントかの確率で失敗はあるということ
神経を傷つけてどこか不随になる可能性を聞きました。
一生呼吸器の生活、寝たきり、植物状態、最悪・・死。
少なからずいろいろな可能性があるけど、ブルサからイスタンブルの病院へ行って帰る時に
交通事故に会うくらいの確率だと思ってほしいと言われました。

夫も万が一のため、もし自分が死んでしまったら
家を売って全財産を持って子供たちを連れて日本に帰って欲しいとの遺言・・


そして手術。


所要時間は15時間。
義兄が病院に泊まってくれ、その都度手術の進捗を報告してくれました。
耳の後ろから頭を開いて腫瘍到達までに7時間。
たぶん長らくそこにあったせいで癒着もひどかったのでしょうか
先生も自分以外には任せられるものがいないと判断し
10人体制の手術にもかかわらず、15時間通しで一人で執刀していただけました。


手術は無事成功。
ICUから自室へ戻ると、担当の先生と麻酔科医の奥様と寝たきりの夫と
三人で手を繋ぎ「Success !!」とガッツポーズをしてくださったのだそう。
先生自身も難関な手術の成功を喜んでくれました。


多少、顔半分の麻痺は残りましたが、数か月で回復するようです。
あれほどリスクのある大手術にもかかわらず、幸い致命的な後遺症も残りませんでした。
必ず成功させると信じ、プレッシャーのある手術を一人で責任をもって担当してくださった先生。
人徳もあり素晴らしく優秀で海外からも患者さんが来るというのも納得できます。
本当に先生に感謝です。


もともと煙草も吸わず健康体だったためか
そこで同じ時期に脳手術を行った患者さんの中で一番難しい手術でしたが
一番早く回復して行ったそうです。
煙草ってやっぱり回復力などに影響するようです。



手術後1か月少し経ちました。
家に戻ってからも痛みや薬の副作用などで夫も狂犬病の犬のように人格が少し変わってしまい 苦笑
介助する私の方もかなりストレスで疲労困憊でしたが
バランス感覚も取り戻し、薬の投薬も終わり冗談も言えるくらい余裕も出て
車を運転して仕事復帰もできるようにまで回復。
まだトルコ国内ですが出張などにも行けるようになりました。



健康でいられることって当たり前のことではないのだなと
つくづく感じています。
100パーセントとは言えませんが、
夫も私も家族が今まで通りの生活に戻れたことをありがたく感じています。



支えてくれた家族、親戚、友人、ご近所さんにも
優秀な先生を紹介してもらえたご縁にも今はとても感謝しています。





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テーマ:トルコ
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