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ブルサのお家

オスマントルコの古都ブルサでの暮らし。



義母さん :: 2018/05/29(Tue)





義母が旅立ちました。

先週夫の故郷に行ったときにはもう残り僅かだと言われていたので
心の準備はしていましたが、やはり人の死、身近な人の死というのは
やり切れない思いがあります。

夫を含め、海外や遠方に住む兄姉妹達全員が集まり今日がお葬式です。
私と子供達はブルサに残りました。

夫は大家族で育ったのですが
兄弟は実に、9人兄姉妹。
下から2番目です。
男5人、女4人。
夫は双子だったとは言え
義母は8回も出産を経験し、9人の子供たちを育て上げたビッグマミー。


田舎のお母さんで、家事・育児・コーランに人生全てを費やしてきた
真面目な人だったと思います。


同居はしておらず一年に一度顔を合わせるか合わせないか
あとは電話で近況報告くらいな感じだったので
当たり障りのない良好な嫁姑関係でした。

9年前に夫が遠方に不在だった時に、夫の実家に滞在して
一度だけ義母と大喧嘩をしたことがありました。
たまらず荷物をまとめて小さな息子を抱えて、家を飛び出し
義姉の家に転がり込みましたけど 笑
今となっては懐かしい話です。


毎年故郷に帰るたびに一緒に大量の乾燥ミントや乾燥紫バジルを作ったり
サワーチェリーのジャムを作ったり
二人で一緒に座って日本はどうだ?家族はどうだ?なんて他愛のない話をしながら
保存食作りのお手伝いをしたっけなぁ・・


いつも子供や孫たちの健康を祈って、自分のことは後回しで
人の前に出ない謙虚な人でした。


DSC_361666.jpg




9人の子供。
22人の孫。
3人のひ孫。


本当に大きな家族に恵まれて、大きな家族に見守られて
この世を去っていきました。
義母がいなければ、夫もいないし、目の前にいる私の3人の子供達もいません。
義母さんに本当にありがとうと言いたいです。


晩年はずっと痛みに苦しんでいたので
今はゆっくりと休んでいるだろうと思っています。
義母さん、本当にお疲れ様でした。




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オーストリアのお菓子 :: 2018/01/18(Thu)






今の家に引っ越して5年経ちますが
その当初から全く顔を合わせたことのない隣の住人がいて
なにやら海外に住んでいて長期の休みに帰ってくるやら来ないやら・・
どんな人なんだろうとはたまに思っていたのですが
とうとうこの夏にトルコに定住することになって、引っ越してきました。


オーストリア生まれのオーストリア育ちのトルコ人ご家族。
息子さんはうちの息子と同い年だったので、すぐに意気投合。
私達母親同士も外国から来た者同士で「ここが変だよトルコ」な話題で盛り上がり
仲良くなることができました。



オーストリアのチョコ。

DSC_211111.jpg



このチョコ。年末年始にしか売られない特別なチョコなんですって。
生チョコみたいにス~っと口の中で溶けてなめらかで♪
トルコでは食べることのできないタイプの幸せチョコ。


よくデザートや食べ物などおすそ分け仕合っこしてるのですが
彼女が作ってくれるデザートは、新鮮。トルコの味じゃない。
ティラミスもちゃんとマスカルポーネを使ってるし
こないだオーストリア銘菓というお菓子を作ってくれたけど
息子と思わず目を合わせてて笑ってしまうほど美味でした。 ちゃんとレシピもゲット♪


トルコのデザートも庶民的な味で嫌いではないですけど
オーストリアやあの辺りのお菓子って垢抜けてる。
いつか一緒にザッハトルテ作ろうねと話しているので楽しみです。


今度の日曜は息子さんの誕生パーティで
コンセプトはマインクラフトにすると張り切っていました。
どんなパーティーになるか、これまた楽しみ♪
日々トルコ人に囲まれてどっぷりトルコに漬かっている中で
彼女もトルコ人ですが、異文化交流ができるようになって嬉しいです。



さぁ明日は終業式。
娘のクラスでは終業式パーティをするからお菓子を持ってきて・・と。
今から子供ウケするお菓子作りです。
ほんと、トルコにいると小麦粉と砂糖の消費が多い・・汗








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絨毯にチャイをこぼしたら :: 2017/11/03(Fri)





この夏、日本へ帰っている間、家の中の改装工事をしてもらいました。
その際に壁の色も変えたりしたので
薄汚れてきたソファーの生地も張り替えたり、絨毯や家具を新調したりして
模様替えをしたんです。


日本から戻ってからベビもずり這いをし始めたので
夫が前進の練習をさせようと新しい絨毯の上に目標物として
さっきまで飲んでいたマグカップを絨毯の上に置いたんです。


そうしたら少し目を離した隙にベビの手がマグカップに当たって倒れて・・
呆れたことに、中にまだチャイが入っていて てっきり私は中身が入っていないのかと!
茶色い液体が絨毯に流れだし、中央30cmほどに広がりました・・


新しい絨毯に日の丸のような染み 涙
慌てて処理しましたけど・・ 夫は、ゴシゴシしないで!と言ってるそばからゴシゴシ

数日染みと格闘したけれど、そんなに上手に染み抜きできないし・・
今までの絨毯はベージュに茶色の模様とエンボスがついていたので
多少汚れてもなんとか誤魔化せたけど
今回のは淡い色単色でチャイの色なんてモロに目立つ・・


いろいろ試したけどなかなか取れずに諦めてたいたら。
この間ベビに薬を持ってきてくれた知人が

「食洗機の仕上げ剤がいいわよ」と。
「それでも取れなければ業者ね」って



DSC_995555.jpg




早速翌日使ってみました。
液を水で薄めて汚れを落とし、最後は薬が残らないようにして。


なんとなんと。
1ヵ月くらい茶色く残っていた色が元の色に!
完璧とは言いませんが、近くに寄って角度を変えて目を凝らさないと分からないくらいまでに。
絨毯のチャイの染みを見るたびに、あ~ぁと思っていましたが
そんな悩みを食洗機のリンス剤が解決してくれました。


まだチャイの染みしか試していませんが
コーヒーなんかも消えそうですね。
他の染みに関してはまだ試していないのでどうなのか分かりませんが 油性のものとかね
とりあえずチャイの染みは消えました♪




チャイの染みでお悩みの方は一度試してみてください。






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夫のこと :: 2017/02/07(Tue)




長文になります。



夫、去年の夏くらいから体調不良が続いていました。
私に体がなんかおかしいと呟き始めたのがそれくらいだったのですが
もしかするともっと前から不調を感じていたのかもしれません。

夫から聞いていた症状を自分なりに調べて当てはまったのが
「男性更年期障害」や「糖尿病」「高血圧」など。
40代に突入してホルモンのバランスや生活習慣病などが表れてきたのかしら・・
と私も夫も思っていました。

仕事が忙しくなかなか医者に診てもらう時間も取れなかったのですが
やっと12月に診察してもらうことができました。

診断の結果・・


「脳腫瘍」


少しめまいが出てくるようになり、片目の見え方もボケるようになったというので
眼科も含めて受診をしたら複数の項目のチェックをした後、脳神経科に回されました。
CTやらMRIなどを撮り、検査結果は明日と言われていたのに
夕方突然病院からの呼び出し。
病院側も早く告げなければならないほどの事なのだろうと心配になりました。


病院から帰ってきた夫が見せたものは
脳のど真ん中にできているという腫瘍の写真。
見せられた瞬間、時間が一瞬止まりました。
脳腫瘍? まさかの結果・・

脳幹部という、脳の中央にできた腫瘍。
大きさは4cm。
脳幹部には生命を維持する神経が集まる脳の一番重要な場所。
視覚・聴覚・味覚、四肢を動かす神経、呼吸、嚥下、排泄神経など・・

夫が更年期や糖尿などの検査をしてもらった結果はすべてクリアで問題なく
今までの全ての症状はその腫瘍からくるものでした。

幸い、その腫瘍は良性のもので、生まれてからあった腫瘍細胞が一年に数ミリ単位で
成長し、40代に入った今4cmにまで膨らんだのだそうです。
ただできたのが脳幹部という一番メスが入れにくい難関な場所。


大手術になるけれど手術をすれば症状は改善する。
手術をしなければ腫瘍はさらに大きくなり、神経の圧迫が進行し
早ければ半年の命・・と言われました。
半年というのはかなりの早めな見積もりだろうけど、
必ず数年のうちに死んでしまうというのは確か。



まさに狐につままれた感じとはこのこと・・


この年で子供を残して逝かれてしまっては困るので、
手術を選ぶ以外の選択肢はなし。
すぐに医者探しを始めました。
ブルサだけでも6~7人の医者と会いましたが
難易度の高い手術だけあって断られたり、知名度だけの先生だったり
私がやります!と言ってくれるも、評判が悪かったり・・


そんな中、アダナの大学病院で医師をする義兄の奥さんから
イスタンブルに優秀な先生がいるから連絡を取ってみると
複数の先生を仲介してなんとかその先生に繋げてもらうことができました。



DSC_850222.jpg




先生は脳幹部の手術を何度も行った経験があり
海外からも患者さんが訪れるという先生。
なかなかアポイントを取るのも難しいのだそうですが
ここでトルコのコネクション文化が活躍し、さらに夫の検査画像で
緊急性を要した患者との判断ですぐに手術にこぎつくことができました。



手術のリスクを説明してもらい、何パーセントかの確率で失敗はあるということ
神経を傷つけてどこか不随になる可能性を聞きました。
一生呼吸器の生活、寝たきり、植物状態、最悪・・死。
少なからずいろいろな可能性があるけど、ブルサからイスタンブルの病院へ行って帰る時に
交通事故に会うくらいの確率だと思ってほしいと言われました。

夫も万が一のため、もし自分が死んでしまったら
家を売って全財産を持って子供たちを連れて日本に帰って欲しいとの遺言・・


そして手術。


所要時間は15時間。
義兄が病院に泊まってくれ、その都度手術の進捗を報告してくれました。
耳の後ろから頭を開いて腫瘍到達までに7時間。
たぶん長らくそこにあったせいで癒着もひどかったのでしょうか
先生も自分以外には任せられるものがいないと判断し
10人体制の手術にもかかわらず、15時間通しで一人で執刀していただけました。


手術は無事成功。
ICUから自室へ戻ると、担当の先生と麻酔科医の奥様と寝たきりの夫と
三人で手を繋ぎ「Success !!」とガッツポーズをしてくださったのだそう。
先生自身も難関な手術の成功を喜んでくれました。


多少、顔半分の麻痺は残りましたが、数か月で回復するようです。
あれほどリスクのある大手術にもかかわらず、幸い致命的な後遺症も残りませんでした。
必ず成功させると信じ、プレッシャーのある手術を一人で責任をもって担当してくださった先生。
人徳もあり素晴らしく優秀で海外からも患者さんが来るというのも納得できます。
本当に先生に感謝です。


もともと煙草も吸わず健康体だったためか
そこで同じ時期に脳手術を行った患者さんの中で一番難しい手術でしたが
一番早く回復して行ったそうです。
煙草ってやっぱり回復力などに影響するようです。



手術後1か月少し経ちました。
家に戻ってからも痛みや薬の副作用などで夫も狂犬病の犬のように人格が少し変わってしまい 苦笑
介助する私の方もかなりストレスで疲労困憊でしたが
バランス感覚も取り戻し、薬の投薬も終わり冗談も言えるくらい余裕も出て
車を運転して仕事復帰もできるようにまで回復。
まだトルコ国内ですが出張などにも行けるようになりました。



健康でいられることって当たり前のことではないのだなと
つくづく感じています。
100パーセントとは言えませんが、
夫も私も家族が今まで通りの生活に戻れたことをありがたく感じています。



支えてくれた家族、親戚、友人、ご近所さんにも
優秀な先生を紹介してもらえたご縁にも今はとても感謝しています。





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キッチンのブラックホール :: 2015/10/10(Sat)





マイホームに引っ越してから、約3年半たちました。



その間日本の家では考えられないような不具合があちらこちらに現れ
その都度直したり、放置してきたりでしたが。




今回、日本に一時帰国中にもソレが起こりました。




キッチンの天井崩落・・




DSC_107888.jpg





あの時トルコにいた夫からキッチンがどうのこうの騒いだ連絡があって
日本満喫中の私は「ハイハイ」くらいにしか相手にしていなかったけど

あぁ、このことだったのかぁ・・




厚さ2~3cmの塗装(でしょうか!?)
1m × 2.5mくらい落ちました。



子供が真下で遊んでいたり
キッチンで仕事している時じゃなくてよかったわ。
これは塗りなおせばいいのかしら・・




トルコに戻って家事をする気が全く起こらないのは
きっとこのブラックホールに英気を吸い取られているせいね! ということに 






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